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収益物件の利回りについて

2022.10.15



収益物件とは、毎月家賃収入が得られる不動産のことです。
不動産投資を行うなら、利回りの高い物件が欲しいと考えるのは当然ですよね。
では収益物件の利回りには、どのような種類のものがあるのでしょうか。
そこで今回の記事では、収益物件の利回りについて解説します。

▼収益物件の利回りとは
利回りとは「投資した金額に対して何%の利益があった」という割合のことです。
この利益には、利息や売却損益を含んでいます。
また利回りには以下の3種類があり、それぞれの以下の特徴は以下の通りです。

■表面利回り
1年間の家賃収入を物件価格で割って出てくる数字が、表面利回りです。
物件にかかるコストが含まれていないため、実質的な利回りとは異なります。
広告などに記載されています。
計算式は以下の通りです。

【表面利回り=1年間の家賃収入÷収益物件の価格】

■実質利回り
実質利回りは、収益物件の経費などを考慮した数字を指します。
収入を得る上で意識しておきたい数字のひとつです。
場合によっては、経費が高くなってしまう可能性もゼロではありません。
以下の方法で算出しましょう。

【実質利回り=(1年間の家賃収入-1年間の経費)÷(収益物件の価格+購入時の諸経費)】

■想定利回り
満室を想定した際の利回りを差し、収益物件を購入するかどうかを判断する指標のひとつです。
以下の方法で求めます。

【想定利回り=満室時における1年間の家賃収入÷収益物件の価格】

▼まとめ
収益物件を持つ際は表面利回りだけ見るのではなく、実質利回りを把握することが大切です。
また想定利回りも把握し、どの収益物件を持つかも考えるといいでしょう。
「奥井総建」は不動産に関する相談を受け付けています。
不動産投資や解体工事などを検討している方は、お問い合わせください。

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