2022.10.08
事業活動を通して発生する不要物を産業廃棄物と言います。
その処理手順について、詳しくご存知の方は少ないのではないでしょうか。
そこで当記事では、産業廃棄物の処理手順について紹介します。
▼産業廃棄物の処理手順とは?
産業廃棄物の処理手順は、以下の6ステップで行われます。
①産業廃棄物の分別
産業廃棄物の種類は1つとは限りません。
廃プラスチック・廃油・金属くずなどの複数の種類に分かれますので、第1段階として分別を行います。
②収集と運搬
分別した産業廃棄物を収集・運搬します。
ちなみに産業廃棄物収集運搬業は、事前に許可を得る必要があります。
③保管
運搬された産業廃棄物は、一時的に積替保管施設で保管されます。
保管の理由は、他の業者から搬入された産業廃棄物とまとめて運搬する必要があるからです。
処理場に向かう車両を少なくし、効率化を図っているわけです。
④中間処理
産業廃棄物を脱水や焼却を行って減量化します。
この作業は中間処理と呼ばれます。
⑤リサイクル
産業廃棄物を加工したり、化学反応を発生させてリサイクルします。
現在はマテリアルリサイクル・サーマルリサイクル・ケミカルリサイクルなど様々な方法で廃棄物が活用されています。
⑥最終処分
中間処理を行ってリサイクルができない場合、最終処分として埋め立てされます。
▼まとめ
産業廃棄物の手順は意外とシンプルです。
近年、リサイクル技術の開発が進められていますが、まだまだ埋め立て処分が行われています。
埋め立ての土地には限りがあるため今後も試行錯誤が必要でしょう。
弊社は家屋・建物解体時に排出される産業廃棄物処分を行っております。
正しい方法で処分を行いますので、いつでもお問い合わせください。