2022.07.28
鉄筋コンクリート造の建物は、大がかりな解体工事なる場合があります。
事前に工法を知っておくことで、工事前の見積もり内容が理解しやすくなりますよ。
そこで今回は、鉄筋コンクリート造の解体工事について紹介します。
▼鉄筋造の解体工事
■圧砕機工法
コンクリート解体工事の現場で多く用いられているのが、圧砕機工法です。
ショベルカーなどの重機の先に巨大なハサミのようなアタッチメントを付けて、コンクリートを砕いていきます。
圧砕機で掴んで圧砕する「大割機」さらに細かく砕く「小割機」の2種類の圧砕機を、状況によって使い分けます。
■ブレーカー工法
機械の先端につけられた杭で、コンクリートに打撃を与えて粉砕する工法です。
コンパクトサイズの「ハンドブレーカー」と、さらに大きめの「大型ブレーカー」の二つのタイプに分けられます。
重機が入れないような所でも、部分的な解体作業が可能です。
この工法は騒音や振動が比較的少ない上、鉄筋コンクリートを効率よく圧砕できるメリットがあります。
■転倒工法
解体する部分を地面に向けて引き倒し、破砕して解体します。
この工法は粉塵の飛散量が少ないため、敷地が狭い建物に有効です。
外壁や煙突など高い場所を解体するのに適しており、高所での危険な作業を減らせるメリットがあります。
▼まとめ
鉄筋コンクリート造の解体工事には「圧砕機工法」「ブレーカー工法」「転倒工法」などの方法があります。
建物や周囲の状況によって工法が異なりますので、見積もりを取った際は適切な工法が使われているのか確認してみましょう。
「奥井総建」では、古くなった鉄筋コンクリート造の解体工事も承っております。
鉄筋コンクリートの解体をご検討の方は、ぜひおお気軽にご相談ください。