2022.07.25
「持ち家を解体するのに、どれくらいの時間がかかるのだろう」と疑問に思う方もいるでしょう。
家の解体工事は状況に工期が変わってきますので、目安を知っておくと日程調整などに役立てることができますよ。
そこで今回は、解体工事にかかる期間について解説します。
▼解体工事の期間
■工事だけの期間
一般的な木造二階建ての物件を解体する場合、1週間~10日程度かかるでしょう。
これは延床面積が30坪前後と仮定し、かつ特殊条件がないことが前提です。
15坪程度の小さな平屋なら4~5日程度、80坪程度の木造なら2週間~20日程度でしょう。
■手続き含む全体の期間
解体工事には手続きを行う必要があるため、全体の期間が延びる場合があります。
全体の期間は約1~2ヵ月程度ですが、期間に余裕を持って必要な手続きを行いましょう。
▼工期が延びる原因
工期はある程度決まっているものの、状況によっては工期が伸びてしまう場合があります。
主な原因は、以下の3つです。
■天候の影響
小雨程度では作業に大きな影響はありませんが、大雨が続くと中断しなければなりません。
梅雨の時期は地面が緩くなるため、重機が動かせない状況も考えられます。
■近隣トラブル
事前に近隣への挨拶周りをしておいても、騒音や振動によるストレスを訴えてくる可能性もあります。
謝罪によって穏便にすむこともありますが、納得してくれなければ作業を中断せざるを得ないこともあるのです。
■地中埋設物の発見
埋められた古いタイヤなどの廃棄物をはじめ、作業中に地中から思わぬ埋設物が発見されることがあります。
埋設物によっては適切な処理を行う必要がありますので、工期が延びてしまう可能性があるんです。
▼まとめ
解体工事にかかる工期は一般的な木造二階建てで1週間~10日程度で、手続き等を含めた全体の期間は約1~2カ月程度です。
条件・天気の影響・近隣のトラブルなどで工期が延びる場合があるので、事前の計画や工期に余裕を持つことが重要といえるでしょう。
「奥井総建」では、木造や鉄筋造りなどあらゆる建築物の解体工事を行っています。
近隣への配慮と対応をしっかり行い、丁寧な施工を心がけている当社にぜひお任せください。