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中間処理と最終処分の違いについて

2022.11.15



建物の解体工事を行う際、産業廃棄物の処理を適切に行うことが大切です。
処理の方法として、中間処理と最終処分が挙げられます。
では、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか?
そこで今回は、中間処理と最終処分の違いについて解説させていただきます。

▼中間処理と最終処分の違い
■中間処理
中間処理とは、最終処分の前に行われる処理のことです。

産業廃棄物の分別や焼却・破砕などによる減量・減容化を行います。
一般廃棄物に比べて排出量が多いので、最終処理場の容量が圧迫するのを防ぎます。
最終処分を効率よく行うのも、中間処理の目的です。

■最終処分
最終処分とは、運搬された産業廃棄物を埋め立てることを指します。
リサイクルコストが無駄にかかる場合、中間処理を行わず、最終処分をいきなり行うケースがあります。

▼中間処理と最終処分を行う際のポイント
産業廃棄物の処理を行う際、都道府県知事の許可が必要です。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律をチェックし、産業廃棄物を適切に処理してください。
委託する場合は、産業廃棄物の処理に関する営業許可を得た業者かどうか確認しましょう。

▼まとめ
中間処理は産業廃棄物の減量・減容化で、最終処分を効率よく行えるようにすることを指します。
その一方、最終処分は産業廃棄物を埋め立てることです。

解体工事などで出た産業廃棄物を処理する際、都道府県知事の許可が求められます。
「奥井総建」では、建物の解体工事をはじめ建設工事や水道工事などを承っております。
所有している建物の解体を依頼したい方は、弊社まで一度お問い合わせください。

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