Column

家屋解体に必要な届け出とは?

2022.07.21



家屋解体をするためには、工事前後でさまざまな処理を行っていきます。
工事をスムーズに進めるためにも、どのような手続きがあるのか知っておくと安心ですよ。
そこで今回は、家屋解体に必要な届け出についてご紹介します。

▼解体前の手続き
■解体工事届け出
80㎡以上の建物を解体する場合、解体工事届け出を提出しなければなりません。
届け出を忘れてしまうと、行政指導や罰金20万円が科せられるため注意しましょう。
工事の1週間前までに必要書類を持参して、各自治体の管轄部署で手続きを行います。

■道路使用・道路占用許可申請
道路を使用して工事を行う場合は、道路使用許可申請をする必要があります。
一時的に重機や資材車を停めたり足場などを数日間置く必要がある場合は、許可を申請しましょう。
申請義務は業者にありますが、自分で申請する場合は管轄の警察署で2週間前までに手続きを行います。

■ライフラインの停止
工事前に電気・ガス・電話・ネット回線など、ライフラインを停止する手続きを済ませておきましょう。
約2週間前までには各担当の窓口に電話をして、いつから停止するかを伝えます。

■近隣説明
自治体によっては、近隣への説明を条例で義務付けているところもあります。
標識の設置をするなど、トラブルを防ぐために説明をする必要があるんです。
手続き方法は自治体によって異なるため、問い合わせて確認しましょう。

▼解体後の手続き
■建物滅失登記申請
その土地に建物がなくなったことを登記するため、必要書類をそろえて法務局で1ヵ月以内に申請します。
申請を忘れてしまうと、10万円以下の罰金が科されるので注意が必要です。
手続きを自分で行うのが難しい場合は、土地家屋調査士に委任できます。

■水道の停止
解体工事中は粉塵が発生するため、散水しながら作業を行います。
依頼者が電話で手続きできるため、工事終了後に水道停止の手続きをします。

▼まとめ
家屋解体の手続きには、工事前には「解体工事届け出」「道路使用許可」「ライフラインの停止」「近隣説明」などが必要です。
工事後は「建物滅失登記申請」「水道の停止」などを行います。

トラブルを防ぐためにも、前後で必要な手続きをしっかり把握しておきましょう。
「奥井総建」では、安全かつ迅速な解体工事を行っております。
お客様のニーズにお応えいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

最新記事

  • New

    2023.11.02

    不用品回収業者の選び方についてポイントを紹介

  • New

    2023.10.01

    大型家具の処分には不用品回収がおすすめ

  • New

    2023.09.03

    不用品回収のメリット・デメリット

  • New

    2023.08.05

    相続物件の不動産売却について

  • New

    2023.07.03

    不動産売却にかかる期間の目安はどれくらい?

アーカイブ